ホクロ・イボ|船橋市西船橋の皮膚科・美容皮膚科|濱田皮膚科クリニック|土曜診療

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ホクロ・イボ

ホクロ・イボ|船橋市西船橋の皮膚科・美容皮膚科|濱田皮膚科クリニック|土曜診療

ホクロとは

メラノサイトに類似する形態や機能を持つ母斑細胞が存在する、良性のできものです。ダーモスコピーにて診断します。
ホクロは生まれつきのものもあり、先天性の色素性母斑と呼ばれます。生まれつきではないものは、後天性母斑と呼ばれ幼少期から高齢者にも新生しあらゆる年齢層にできます。20~30歳代に最も多くなり、以降減っていきます。

ホクロ分類

ホクロ(後天性の母斑)にはいくつかの分類があります。

Clark母斑

主として斑状の平坦なホクロで、体や手のひら、足のうらにできやすいです。

Unna母斑

盛り上がりのあるホクロで茎が見られることもあります。体に多いです。
表面には凹凸がみられます。

Miescher母斑

小さい頃から顔にできやすい半球状の盛り上がったホクロです。

Spitz母斑

半数が幼少時に、他は成人にできます。成長が早く、円形~楕円形の半球状に盛り上がったホクロです。表面は平滑で光沢があります。顔や下肢に多いです。悪性黒色腫との鑑別がしばしば問題になります。

治療

炭酸ガスレーザーかメスでの切除となります。

イボとは

主に加齢性のイボ(脂漏性角化症)がありますが、それ以外に首イボといわれるアクロコルドンや軟性線維腫ウイルス性のイボがあります。脂漏性角化症は黒色調を呈するので悪性黒色腫や基底細胞癌などの悪性腫瘍との鑑別が重要となります。

治療

液体窒素による冷凍凝固、炭酸ガスレーザーかメスでの切除となります。

治療方法

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザー

  • 炭酸ガスレーザーは波長10600nmの水を標的としたレーザーであり、瞬間的に皮膚表面を蒸散させ、ホクロ・イボなどの隆起性病変を除去します。炭酸ガスレーザーを用いることで出血を最小限に抑えることができ、短時間で容易に取ることができます。
  • 基本的には顔面の病変が治療の適応となります。四肢・体幹部は肥厚性瘢痕・白色瘢となる可能性が高いため、レーザーの治療ではなくメスでの切除がすすめられます。
  • 通常1度の治療で切除されますが、症状によっては2回以上の治療が必要な場合もあります。
施術方法

1

施術部位の写真を撮ります。

2

病変部を消毒し病変部が見えるように、清潔なドレープを周囲にかぶせます。

3

局所麻酔を行います。
針を刺す時と麻酔が入る時の痛みがあります。

4

麻酔が効いていることを確認した後、照射します。

5

照射後、消毒をし軟膏をつけて保護します。

ダウンタイム

当日は患部を濡らさないようにご注意ください。
洗顔を含めたシャワー、入浴は翌日から可能です。
術後赤みと凹みがみられますが、1~2週間保護すると徐々に上皮化していきます。
症例によっては、上皮化後も約3ヶ月は傷の凹みが残る場合があります。
治療後、傷の凹みがなくなり、治療部位が目立たないようになるには約6ヶ月程度かかります。
個人差によりレーザー治療後の赤みや色素沈着が一時的に生じることがありますが、時間と共に少しずつ綺麗になります。ただし、まれに赤く隆起する場合や赤みが続くこともあり、その場合にはそれに対応した治療が必要になります。

施術間隔

1回の治療で除去できます。
原則として治療部位の発赤が取れるまでの期間はその部位の再照射・切除ができません。
再発しないよう最善の注意を行いますが、再発することがあります。
これは、目に見えないホクロやイボの細胞が1回の治療で取りきれなかった場合に起こります。(ほとんどの場合、3ヶ月以内に再発し、1年以上たってから再発することは非常にまれです。)

メスでの切除

  • できものを含めて葉状に切除します。
  • 再発や取り残しの可能性が低いです。
  • 1週間~2週間後に抜糸が必要となります。
  • 線状の傷が残りますが、部位によっては線状の方が目立ちにくいことがあります。
  • 全身の部位どこでもできます。

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